ヤマト運輸は5日、2017年度に取り扱った宅配便の数が前年度比1.7%減の18億3668万個と、3年ぶりに減少したと発表した。トラックドライバーら従業員の長時間労働を是正するため、配送料を値上げして取扱数を減らす取り組みの効果が表れた。
ヤマトは昨年10月、個人向け料金を平均で約15%値上げした。これ以降、月間の取扱数は前年水準を下回って推移している。大口取引先約1100社とも値上げ交渉を行い、約4割がヤマトとの契約を打ち切った。これら取引先の多くが日本郵便の宅配便「ゆうパック」に流れ、同社の取扱数が急増している。(2018/04/05-19:18)
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