福岡市博多区のマンションで無許可で民泊を営んだうえ、室内で隠し撮りをしたとして、福岡県警博多署は４日、同市早良区の会社役員の男（48）を旅館業法違反などの疑いで書類送検した。同署によると、部屋に泊まった韓国人旅行者がカメラに気付いて発覚した。男は容疑を認めているという。
送検容疑は2016年８月ごろから17年６月ごろまで、博多区に所有するマンションの１室で許可を受けずに民泊を営業したほか、同月末ごろに部屋の天井に火災報知機を模した小型カメラを設置し隠し撮りした疑い。
署によると、男は当初、備品盗難を防ぐためにカメラを設置したが「17年２月ごろにカメラをベッドに向けた」と供述しているという。泊まっていた韓国人旅行者がカメラに気付き、韓国領事館に相談。領事館が署に通報した。
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