関西エアポートは13日、台風21号の被害を受けた関西国際空港の第1ターミナルの運用を14日に一部再開すると発表した。同日に旅客便210便が発着する予定で、台風通過前の水準の4割強まで回復する。13日に山谷佳之社長が記者会見した。主なやりとりは以下の通り。
――第1ターミナルの設備の復旧状況はどのくらいでしょうか。
「50%といえる。(発着する航空機も)早期に50%とするため、航空会社と調整していきたい」
――浸水したA滑走路で運航しますか。
「A滑走路の機能は回復している。しかし、背の高いクレーンで連絡橋を修繕している。(連絡橋に近い)A滑走路は利用制限を受けるため、16日まではB滑走路で運航する」
――空港と対岸を結ぶ交通手段がまだ限られています。
「関空の利用者の半数は鉄道を使っていた。現在のアクセスの主力であるシャトルバスとリムジンバスを最優先とし、自家用車の入場規制は続ける。連絡橋の状況を理解して協力してほしい」
――貨物設備はいつごろ復旧できそうですか。
「貨物地区の排水は終えており、近く電気が通る見通しだ。倉庫ごとに設備や在庫の被害状況は異なり、復旧時期は物流会社の判断となる」
――大阪国際(伊丹)空港や神戸空港に発着便を臨時移管する場合、国際線に必要な税関などの整備はどうしますか。
「12日時点で伊丹、神戸の両空港に臨時的な設備を設置した」
――今後の高潮対策などをどうしますか。
「安心安全のため時間をかけて整備する。きちんとした調査や分析も必要だろう。今回の反省も踏まえ、抜本的な対策を講じる」
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