
23日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅反落した。午前終値は前日比494円77銭(2.19%)安の2万2120円05銭だった。前日の米ダウ工業株30種平均が反落したことを受けて投資家心理が弱気に傾き、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出た。主要企業の決算発表を控えて買いを見送る投資家が多いなか、短期スタンスの投資家による株価指数先物への売りが増え、下げ幅は500円を超える場面もあった。
中国・上海株式相場が反落して始まった後、じりじりと水準を切り下げたのも日本株の売りを促した。前日には中国政府による市場・景気対策への期待から上海株が急伸したのにつれて日本株も上昇していたため、短期筋の売りが出た。市場では「中国ではこれまで景気テコ入れ策を打ち出してきたが、想定よりも効いていない印象で、今回の施策も効果を期待できるとは限らない」(SMBC信託銀行プレスティアの山口真弘シニアマーケットアナリスト)との声が聞かれた。
国内主要企業の4~9月期決算発表の本格化を控えて押し目買いを入れる投資家が少ないなか、東証株価指数(TOPIX)が3月23日に付けた年初来安値を下回り、トレンド追随型の投資家による株価指数先物への売りを促したことも相場下落に拍車をかけた。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1005億円、売買高は6億2742万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の9割超となる1951、値上がりは111、変わらずは46銘柄だった。
ソフトバンクやファナックなどの値がさ株が安い。日立やキーエンスは連日で年初来安値を更新し、ユニファミマや花王も安い。一方、トヨタやキリンHDが上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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