2018年10月26日金曜日

仏フォルシア、クラリオン買収で合意

 10月26日、仏自動車部品大手のフォルシアは、日立製作所から、カーナビゲーションシステムなどを手掛ける子会社のクラリオンを1410億円で買収することに合意したと発表した。写真はフォルシア社ロゴ。パリで2016年4月撮影(2018年 ロイター/Charles Platiau)

[パリ 26日 ロイター] - 仏自動車部品大手のフォルシア(EPED.PA)は26日、日立製作所(6501.T)から、カーナビゲーションシステムなどを手掛ける子会社のクラリオン(6796.T)を1410億円で買収することに合意したと発表した。

クラリオン株1株当たり2500円を支払う。クラリオン株の25日終値(2263円)に10.5%のプレミアムを上乗せした。

自動車メーカーは、自動運転車、コネクテッドカー、電気自動車など新技術への移行を進めており、自動車部品メーカーの間でも合併・買収が相次いでいる。

日立は、収益率を高めるため、非中核事業の売却を進めている。

フォルシアは、仏PSA(PEUP.PA)が株式の46%を保有している。

フォルシアは、買収に伴い2020年までに売上高が210億ユーロを超えると予想。1株利益も増加する見通しという。

同社は、日本を拠点とする新部門「フォルシア・クラリオン・エレクトロニクス・シスムテズ」を設立する計画。同部門は9200人を雇用し、2022年までに売上高が20億ユーロを超える見通しという。

*内容を追加しました。

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Read Again https://jp.reuters.com/article/clarion-m-a-faurecia-idJPKCN1N00VC

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