[パリ 26日 ロイター] - 仏自動車部品大手のフォルシア(EPED.PA)は26日、日立製作所(6501.T)から、カーナビゲーションシステムなどを手掛ける子会社のクラリオン(6796.T)を1410億円で買収することに合意したと発表した。
クラリオン株1株当たり2500円を支払う。クラリオン株の25日終値(2263円)に10.5%のプレミアムを上乗せした。
自動車メーカーは、自動運転車、コネクテッドカー、電気自動車など新技術への移行を進めており、自動車部品メーカーの間でも合併・買収が相次いでいる。
日立は、収益率を高めるため、非中核事業の売却を進めている。
フォルシアは、仏PSA(PEUP.PA)が株式の46%を保有している。
フォルシアは、買収に伴い2020年までに売上高が210億ユーロを超えると予想。1株利益も増加する見通しという。
同社は、日本を拠点とする新部門「フォルシア・クラリオン・エレクトロニクス・シスムテズ」を設立する計画。同部門は9200人を雇用し、2022年までに売上高が20億ユーロを超える見通しという。
*内容を追加しました。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
Read Again https://jp.reuters.com/article/clarion-m-a-faurecia-idJPKCN1N00VC
0 件のコメント:
コメントを投稿