2018年1月26日金曜日

「一生の思い出を台無しに…」と篠崎洋一郎社長

 振り袖の着付け・販売などを手掛ける業者「はれのひ」(横浜市中区)が成人の日を前に突然営業を取りやめ、晴れ着を着られなくなった新成人が相次いだ問題で、横浜地裁は26日、同社の破産手続き開始を決定。それを受け、同社が同日午後7時過ぎから横浜市内で記者会見を開き、篠崎洋一郎社長(55)と破産申し立て代理人の弁護士ら3人が出席した。

 会場には200人を超える報道陣が詰めかけた。会場に現れた篠崎氏に向けて一斉にカメラのフラッシュが光り、篠崎氏は深々と一礼し、着席した。

 冒頭、弁護士から、同社が約6億3500万円にのぼる負債の内訳など財務状況の概要報告があり、篠崎社長は経緯説明と行った。

 篠崎氏は「お客さまをはじめ、取引先に多大なご迷惑ご心配おかけしたことを深くおわび申し上げます。」申し訳ありませんでした」と謝罪。

 これまでの経緯について篠崎氏は「平成23年3月に会社を設立し、横浜店を皮切りに一時は6店舗まで拡大してきた。急激な出店で人件費コストがかかり、28年9月期に大幅な赤字となった。その後、新たな融資やM&A(企業の合併・買収)などの取り組みなど対策を行ったが売り上げ減に歯止めかからず、成人式当日、着付け費用の支払いにメドがつかず、このような事態となった。最後にお嬢様、ご家族の一生の思い出となる成人式を台無しにしてしまい、代表の私にすべての責任がある。本当に申し訳ありませんでした」

 --なぜ今まで雲隠れしたのか

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