2018年1月25日木曜日

首都高速道路社長が謝罪、10時間立ち往生で

 22日に降った大雪の影響で首都高速道路中央環状線の山手トンネル(東京都品川区-豊島区)に多数の車が約10時間にわたって立ち往生したトラブルについて、首都高速道路の宮田年耕社長は25日、国土交通省で会見し、対応の不備を認めた上で「長時間の閉じ込めの中で情報提供や適切な誘導をしなかったことなどをおわびする」と謝罪した。

 首都高の通行止めは全延長約320キロのうち最長で計約230キロに及び、25日も5号池袋線、埼玉大宮線、埼玉新都心線の計約35キロで通行止めが続いた。全線の通行再開は26日昼前になる見通しだという。

 首都高では22日、解消までに10時間以上を要した立ち往生が3カ所で発生。西新宿ジャンクションの山手トンネル出口付近では2台のトレーラーが8%の勾配を上れず、1台が道路をふさいだ。

 同社が監視カメラで状況を把握したのは約1時間後で、中央環状線外回りを通行止めにしたのは翌23日午前0時だった。宮田社長は会見で、勾配があるトンネル出口の監視強化に向けて人員や車両の配置、カメラの整備を検討する考えを示した。今後の降雪に備え、2週間で再発防止策を暫定的にまとめる。

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Read Again http://www.sankei.com/affairs/news/180125/afr1801250058-n1.html

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