ビジネス Koro: 仮想通貨下落、日本の取引所が出金停止

2018年1月26日金曜日

仮想通貨下落、日本の取引所が出金停止－数百億円不正流出と一部報道

日本の大手ビットコイン取引所の一つであるコインチェックが顧客による出金を一時停止したことを受け、26日の取引で仮想通貨が下落した。

　　コインチェックは一連のツイートで、全ての出金を停止したほか、ビットコイン以外の仮想通貨の売買とＮＥＭへの入金を停止したことを明らかにした。状況についての「詳細な発表」を準備しているという。コインチェックの担当者は先の電話取材に対し詳細は述べず、その後の電子メールには応答はなく電話もその後はボイスメールにつながる。　　

　　コインチェックは金融庁に、数百億円相当の通貨ＮＥＭが不正流出した可能性があると伝えたと、日本経済新聞が報じた。ツイッターでは日本の投資家からの投稿が殺到し、コインチェックの本社にも人々が集まっている。メディアも本社前に詰め掛けている。

　　コインマーケットキャップ・ドット・コムによると時価総額で10番目に大きい仮想通貨であるＮＥＭはニューヨーク時間26日午前９時18分までの24時間に17％下落し78セント。ビットコインとリップルは同期間にそれぞれ５％安と8.8％下げた。

　　コインチェックは2012年に設立され、昨年から全国のテレビでコマーシャル放送を開始した。