国土交通省は19日、那覇空港(那覇市)で18日に中国の「上海吉祥航空」のエアバスA320型機が管制の許可を得ずに滑走路で離陸を始め、事故が発生する恐れが認められたとして、重大インシデントに該当すると発表した。けが人や機体の損傷などはないという。
運輸安全委員会は19日、航空事故調査官4人を派遣することを決めた。
国交省によると、上海吉祥航空のエアバスは18日午後6時42分ごろ、管制官から那覇空港の滑走路上で待機するよう指示を受けていたのに、許可を得ずに離陸を開始した。当時、滑走路に着陸した海上保安庁の航空機が移動中だった。エアバスは同43分に離陸した。
エアバスには乗員乗客計115人が搭乗。那覇から中国・上海へ向かう便だった。海保の航空機には5人が乗っていた。(2018/03/19-15:48)
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