三菱自動車は1日、新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」を発売した。コンパクトSUV「RVR」とミッドサイズSUV「アウトランダー」および「アウトランダー PHEV」のクロスオーバーSUVラインアップに新たに加わるモデルとなる。
「エクリプス クロス」はこれまでにないスタイリッシュなクーペフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合した三菱自動車らしいクーペSUVとし、行動意欲をかき立てる個性的なデザイン、新たな楽しみへの閃きをもたらすコネクティビティ、四輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィールを特徴とする。
デザインは、見晴らしの良さやルーミーな室内空間といったSUVとしての機能性を妥協せず、都市に際立つダイナミックで存在感のあるクーペスタイルを実現。薄くてシャープなLEDヘッドライトとLEDデイライトをフロントフェイス上部に配置し、ターンランプとフォグランプを下部に配置することで、より精悍なイメージを表現するとともに、ターンランプの視認性の向上を図っている。
リアは、高い位置に配したワイドなリヤランプと前傾したリヤウインドウを上下に二分することにより、立体的で個性的なリヤスタイルとし、チューブ式LEDテールランプと中央のハイマウントストップランプが同一直線上で発光することで幅広さと安定感を表現した。
室内では、クーペSUVフォルムを損うことなく居住空間と荷室の実用性を確保するため、6:4分割のリヤシートに200mmのロングスライド&9段階リクライニング機構を採用。後席乗員の広いレッグスペースを確保するとともに、後端を落とし込んだルーフラインでありながら、十分なヘッドクリアランスを確保した。
コネクティビティでは、ディスプレイオーディオにスマートフォンとの連携機能を追加したスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)、タッチパッドコントローラーを最上級グレード「G Plus Package」に標準装備。タッチパッドコントローラーをセンターコンソールに配置することで、走行中でも姿勢を変えずにスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)を操作できる。速度や予防安全装備からの情報等を表示するヘッドアップディスプレイを採用し、少ない視線移動で的確に情報を認識可能とした。
4WD車には、アクセル開度や車速、車両の走行条件などから、後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する電子制御4WDシステムを搭載。これにAYCブレーキ制御を追加した車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用し、ドライバーの操作に忠実な車両挙動を実現する。「AUTO」「SNOW」「GRAVEL」の3つの走行モードを設定し、センターコンソールに配置したドライブモードセレクターで選択できる。
エンジンは、新開発した1.5Lダウンサイジング直噴ガソリンターボを採用。運転状態により筒内噴射と吸気ポート噴射をきめ細かく制御することで、優れた燃費性能とクリーンな排出ガス特性を実現した。過給機エンジンのため、排気量は1.5Lでありながら従来型の2.4L自然吸気エンジンを凌ぐ中低速トルクを発揮する。
トランスミッションには、8速スポーツモード付の「INVECS-III CVT」を採用。8速スポーツモードは、各段をクロスレシオとしながらワイドなギアレシオとすることによって、エンジン性能を最大限に引き出す。ステップアップシフト制御を採用することでCVT特有の回転が先行するような吹け上がり感を低減し、ダイレクトで力強い加速感も実現した。「エクリプス クロス」の価格は253万2,600~309万5,280円(税込)。
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