新コンセプトは新宿で見てたのに、それでもまだ多い京都の見どころ。
はい、今日は渋谷のオフィスじゃなくはるばる京都まで来ているギズモード編集部です。何しにってあれです、いよいよ、あさって8月25日(土)にオープンとなるAppleの直営店「Apple京都」をレポートするため。今日行われたメディア向けのイベントにおじゃまして来ました。
デバイスの製造メーカーが世界中に直営店を持つ。今でこそApple直営店があって当たり前ですが、それ以前はなかなか考えられなかったことです。それもAppleはその街やコミュニティに敬意を払うかのように、それでいて街からも受け入れられる店舗を体現してきました。
そんなAppleの直営店が、日本の美しさや歴史文化を体現しつづける京都に、Appleの前CEOでありDNAでありつづけるスティーブ・ジョブズが愛した京都に、やってきました。
それに、Apple京都はAppleがオープンなコミュニティの場であること、人々の想像力を解き放つ場であることと謳っていストアの新しいコンセプトが適用される、日本国内2番目の店舗でもあります。最初は今年4月にオープンされたApple 新宿でした。
さてさて、どんなストアに仕上がっているでしょうか。
Apple京都が入った建物全体が、日本の行灯インスピレーション
Apple京都は、京都の四条通りにあります。すぐ隣は百貨店の大丸ですし、そのほかにも近くに東急ハンズがあったりして大きい商業施設がひしめく場所にApple京都はできました。
外観は、日本で古くから使われる照明器具、行灯(あんどん, Wikipedia)からインスピレーションを受けたつくり。夜になると…
ぼやっとした灯りがそれっぽい?
国内初。フリースタンディング型6Kビデオウォール
店内に入るとApple 新宿にもあった6Kのビデオウォールが目に入ってきます。表示されているApple京都のロゴは、京都の街からのインスピレーションを得て作られたもの。アイディアとかクリエイティビティを感じるあたり、ロゴのちからってすごい。かわいいしかっこいい。新宿のもかっこよかったけど京都のもいいね。
そして京都のビデオウォールは、新宿にあった壁に埋め込まれたものではなく、自立したフリースタンディング仕様。この仕様のビデオウォールの採用は国内初です。
このビデオウォールと椅子のスペースは、ストアに来た人が自由に座って過ごしたり、Appleが用意する体験プログラム「Today at Apple」で使われたりします。椅子のレザーはフェラーリと同じ、木はカシの木のはず。このあたりは新コンセプトのストア共通。
ビデオウォールの裏側から、店舗正面側を見下ろしたところ。
ビデオウォール側面から。
街とストア内の境界をなるべくなくす全面ガラス。新コンセプトに見られる特徴のひとつ。
Today at Appleも京都仕様
来月からはAppleの直営店で行なわれる体験型プログラム「Today at Apple」に特別なプログラムが追加されます。地域のさまざまなアーティスト、デザイナー、工芸作家とコラボレーションしてつくられたセッションです。今日はそのデモとして、京都在住のグラフィックデザイナー三重野 龍さんとのコラボレーションでつくられたプログラムが行なわれました。
文字に形はない。グラフィックデザインとして遊べる余地があるんじゃないかと思い挑戦している。
こう語る三重野さんと、iPadのアプリPagesを使って、参加者が京都の「京」の字の真ん中を自由なグラフィックに置き換えていきます。
10分くらい試行錯誤したあと発表の時間に。三重野さんが作った作品につづいて、参加者のなかからかなりレベルの高い作品が出てきて「おお〜〜〜」と会場からどよめきが起きるシーンも(これいつかもあったな……)。
今日のプログラムはあくまでデモ用で実際のプログラムではないとのこと。どんなプログラムが用意されるのか、私、気になります!(京都だけに)
これもなにげに日本初。新コンセプトの階段=Steve Jobs Theaterの階段
さっき上の写真でちらっと見えてましたが、Apple京都にはApple 新宿にはなかった階段があります。
はい、階段です。
何言ってんだって感じですが、説明しましょう。新コンセプトのストアに階段があるということはですよ、Apple本社のあるApple ParkにあるSteva Jobs Theaterにあるのと同じコンセプトの階段があるってことなのです! そうです、Steve Jobs Thearerの階段を歩いてるのと実質同じ!……さすがに言い過ぎですか。けっこうマニアックなところですが、Appleファンとしては少しうれしいポイントでは?
少しくぼんだ手すりの部分は、ほかの壁面とはちがう手触りがします。ほかの壁面がわずかな「ざらざら」であるなら、手すりは「つるっ」と「さらっ」のミクスチャー(よくわかんないよって人はApple京都で体験してもっと伝わる言い方教えてください)。
2階には日本家屋の障子インスパイアな壁
ちょっと戻りまして、ビデオウォールのそばから見上げると吹き抜けが。
2階のところの横線が見えますか?
これ、日本家屋の障子インスパイアな壁なんです。ほんと京都には日本家屋のイメージが合います。
25日にオープンになる #Apple京都 のレポート記事を作ってます。もちろんこれもありました。 pic.twitter.com/onUlVNW4A2
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2018年8月23日
2階にはこれもありました。手をすりすり〜ってすると出てくる電源。Apple京都、Apple 新宿にお越しの際はお試しあれ。
25日10時オープン時、無料のTシャツ配布、あります
Apple直営店のオープン日恒例となった無料のTシャツ配布、今回もあるようです。
それからApple直営店のオープン初日恒例の無料のTシャツも用意されるそうですよ。Made in JapanのTシャツ、エンボス加工のケースにピンバッジ、ステッカーまで付いてます。25日当日、無くなり次第終了です。これはいいものだ……。 #Apple京都pic.twitter.com/LXYVD3VTMl
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2018年8月23日
今回は箱にエンボス加工がされていたり、Tシャツが日本製だったり、ロゴバッジが入ってたり、Apple 新宿のときにはなかったステッカーまで入ってます。25日、近くにお住まいのひと、京都方面に用事があるひと、これはもらわなきゃ損ですよ。
もちろんお店としての機能もありますよ。
Apple直営店の新コンセプトと京都の文化へのリスペクトが融合しているApple京都、あさって8月25日(土)10時にオープンです。
Source: Apple京都
Read Again https://www.gizmodo.jp/2018/08/apple-come-to-kyoto.html
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