鳥取県日南町が、鳥取銀行(鳥取市)に預けていた預金約5億6千万円を全額解約したことが31日、分かった。町内唯一の支店が隣接する日野町に移転することに抗議する措置。経営の合理化を進めたい金融機関と、地元住人の生活への影響を懸念する自治体とが対立する格好となった。
同行は29日、支店再整備の一環として、日南町唯一の生山支店を来年1月に日野町の支店内に移転すると発表した。現金自動預払機(ATM)は現在の店舗で引き続き利用できる。支店移転で経営の効率化や営業人員を増やせるとしている。
町によると、移転の理由を「総合的判断」と伝えられたという。
【共同通信】
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
Read Again https://jp.reuters.com/article/idJP2018083101002514
0 件のコメント:
コメントを投稿