1995年に登場したCR-Vは、世界各国で販売されホンダを代表するグローバルモデルの一つ。5代目となる新型CR-Vは2016年10月より北米で販売が始まっていた。遅れること約2年、日本市場への投入が始まる。5代目となる新型CR-Vは、広い室内空間や使い勝手の良さに加え、安心で快適な走りを提供できるダイナミクス性能を目指してフルモデルチェンジ。ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」に初めて4WDを設定したほか、ガソリンモデルには7人乗りの3列シート仕様を設定するなど、幅広いニーズに対応している。
新型CR-Vは『シビック』から採用している新世代プラットフォームへ刷新し、基本骨格から大きく進化。ドライバーの意思にリニアに沿うよう、ダイナミクス性能を磨き上げた。また、軽量かつ高剛性、低重心のボディにより、幅広い速度域において軽快で安定した走りを実現。シャシーは、フロントにマクファーソンストラット式、リアにマルチリンク式のサスペンションを採用。大径ディスクブレーキや電動ブレーキブースターを採用し、優れた制動力とダイレクトなブレーキフィールを実現した。
CR-V初となるハイブリッドモデルには、SPORT HYBRID i-MMDを採用。走行状況などに応じて「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の3つのモードをシームレスに切り替え、クラストップとなる25.8km/リットル(JC08モード)の低燃費と力強い走りを両立する。またSPORT HYBRID i-MMD初となる4WDも設定。電子制御で前後輪の駆動力配分を緻密かつ素早く行うリアルタイムAWDにより、雪道での発進やコーナリング、登坂での優れた走破性を実現した。一方ガソリンモデルは、吸排気デュアルVTCを備えた直噴1.5リットルVTECターボエンジンを採用。2.4リットル自然吸気エンジンに匹敵するトルクと、高回転まで伸びやかなパワーフィールを実現している。
エクステリアは、従来モデルからアップしたロードクリアランスや、ワイドトレッド化と18インチの大径タイヤ、大きく張り出した前後フェンダーにより、力強く頼もしいデザインとした。フロントビューはフルLEDライトを採用し先進性を強調。面全体として光るヘッドライトや、光量が中心に向かってグラデーションになるポジションランプなどを採用した。
インテリアでは、快適な居住空間、多彩なシートアレンジ、広く使い勝手の良い荷室を実現。後席の足元スペースを従来モデルに比べ50mm拡張したほか、シートクッションやシートバックの延長によりホールド感を高めるなど、後席の快適性を高めた。また、ワンアクションで大空間が出現する後席ダイブダウンにより、荷室長1830mmのフラットな空間と、優れた積載性を提供する。ガソリンモデルには、5人乗り仕様と同じボディサイズの7人乗り3列シート仕様も設定。フロアやルーフまわりの設計を徹底的に突き詰めて居住スペースを確保したほか、3列目シートにも内部にスプリングを使用するなど居住性にも配慮している。
先進機能については、安全運転支援システム「ホンダ センシング」を全グレードに標準装備するほか、国内ホンダ車初となる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を採用。足先をリアバンパー下のセンサーにかざすだけでテールゲートを開閉できるほか、ボタン操作による開閉途中での一時停止や、テールゲートの開く高さを任意の位置で記憶させられる高さ設定機能も搭載した。そのほか、メモリー機能付の「運転席8ウェイパワーシート」をはじめ、ドライバーの腰への負担を軽減する「運転席4ウェイ電動ランバーサポート」や、大開口の「電動パノラミックサンルーフ」など、充実した装備により快適な移動空間を提供する。
価格はガソリンモデルが323万0280円から403万0560円、ハイブリッドモデルが378万4320円から436万1040円。
Read Again https://response.jp/article/2018/08/30/313481.html
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