宮城県警生活環境課と登米署は30日、同県登米市登米町寺池中町の日本郵便契約社員、岩渕智彦容疑者(51)を郵便法違反の疑いで逮捕した。岩渕容疑者は約10年にわたり、3万7000通以上の郵便物を配達せずに隠し持っていた可能性があり、同県警で調べを進めている。
逮捕容疑は登米郵便局(同市)で配達業務をしていた2016年4月20日から今年6月19日までの間、郵便物5通を配達せず、岩渕容疑者の所有する同市内の空き家に隠したとしている。
県警によると、近所の男性が6月中旬、岩渕容疑者の自家用車から大量の未配達の郵便物を見つけ、郵便局に相談したことから発覚。その後の捜査で、岩渕容疑者が所有する空き家や自家用車から郵便物約3万7000通が見つかった。小包や書留はなく、大部分はダイレクトメールで、08年8月の消印が最も古いものだった。「間違いありません」と容疑を認めている。
日本郵便東北支社は「今後このような事件が発生しないよう、管内全社員に対する指導を徹底する」とコメントした。【滝沢一誠】
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