2018年8月27日月曜日

スルガ銀・岡野光喜会長辞任へ ずさん融資問題で引責 30年以上トップに君臨

 スルガ銀行の岡野光喜会長が、シェアハウスを巡るずさん融資問題で引責辞任する意向を固めたことが27日、分かった。創業家出身で30年以上トップに君臨してきた。早ければ9月中にも辞任する見通し。

 ずさん融資問題を巡っては、多くの行員が審査書類が改竄(かいざん)されていることを認識しながら、融資を実行していたことが明らかになっており、岡野会長らの進退問題に発展するのは必至の情勢だった。

 外部弁護士からなる第三者委員会が事実関係の調査を進めており、今月末にも調査報告書をまとめる方針。金融庁も今春からスルガ銀の検査に入っており、9月以降に一部業務停止命令を出す方向で検討している。

 岡野会長は6月28日の定時株主総会で「金融庁検査と第三者委の調査を踏まえて厳しく責任を取る」と経営責任に言及していた。

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