2018年8月26日日曜日

新宿駅ホームで「缶が爆発」 液体かかった女性がやけど

 26日午前5時40分ごろ、JR新宿駅(東京都新宿区)の14番線ホーム付近でアルミ缶が破裂し、駅員から110番通報があった。警視庁によると、近くにいた20代の女性の左足に液体がかかり、女性は軽いやけどを負った。同庁は、缶の飲み口から液体が噴き出したとみて成分などを詳しく調べるとともに、傷害の疑いで捜査している。

 新宿署によると、缶は500ミリリットルのボトル型。ラベルはなく、中には無色透明の液体が入っていた。底の一部がへこんでいたが破裂はしておらず、ふたは缶本体の近くに落ちていた。リード線や時限装置などはなかったという。けがをした女性はスマートフォンを操作しながらホームへの階段を上っているところだった。

 現場に居合わせた別の女性は取材に対し、「突然バーンという音がした。臭いは特にしなかった」などと説明した。

 JR東日本東京支社によると、14番線ホームは山手線内回りの発着番線。26日午前1時ごろに終電が発車した後に清掃作業をしたが、不審物があったとの報告はなかったという。

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