電気自動車(EV)の急速充電器の次世代規格を日本と中国が共同開発し、世界標準を目指すことで合意した。2020年ごろに実用化する。世界的に自動車の環境規制が厳しくなる中、日中や欧米が規格を巡ってしのぎを削っている。急速充電器の設置数で現在9割超のシェアを持つ日中が規格を統一することにより、主導権争いで一歩リードできそうだ。
日本独自の規格「CHAdeMO(チャデモ)」を推進するチャデモ協議会が22日、発表した。中国側と28日に北京で共同開発に向けた覚書に調印する。同協議会は自動車や部品のメーカー、電力会社などが会員となっている。
【共同通信】
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