2018年08月22日 19時30分更新
国内参入第2弾モデルとして、「R15 Pro」「R15 Neo」を発表したOPPO。R15 Proはおサイフケータイ/防水に対応するなど国内市場への意気込みを見せたモデル、R15 Neoは国内SIMフリースマホ市場でど真ん中となる高コスパのミドルクラスとして話題になっている。
OPPOのハイエンドモデル「Find X」。日本市場にも投入される!? |
発表会後にメディアに対応した日本法人であるOPPO Japan代表取締役社長 鄧 宇辰氏(トウ・ウシン)は、OPPOの新製品が今回の2機種に留まらず「数カ月以内にも、さらに2機種を出す予定」と発言。その2機種のうちに同社ハイエンド端末「Find X」が含まれるかについての問いには、「ご期待ください」との回答で含みを持たせた。
OPPO日本法人のトップ、鄧 宇辰氏 |
そのFind Xは、今年6月にパリで発表会を開催。欧州市場参入とともに同社のフラグシップモデルとして展開されているモデル。Snapdragon 845や8GBメモリーといった文句なしのハイエンド端末の性能を持つ。さらに全画面スマホの弱点(?)となるインカメラのノッチ部については、カメラ部分がモーターでポップアップすることで、ノッチそのものを無くし、90%を超える画面占有率を実現している。
カメラ部分がせり上がるように出てくる仕組みになっている |
おサイフケータイ搭載は日本市場への本気度の意思表示
アフターサービスにもさらに力を入れる
海外メーカーによるSIMフリースマホとしては希少なおサイフケータイ搭載については、プロダクト担当の李毅氏も含めて、開発経緯を紹介した。
OPPOでは、端末に新たな機能を搭載するにあたっては、消費者の真のニーズがあるかどうかを非常に重要視しているという。ただ、今回のFeliCaでは、国内のビジネスパートナーとの話し合いの中でFeliCaの話がよく出てくることに加え、OPPOが日本市場にかける本気度の意思表示の部分も含めて、搭載を決定したとする。
実際にFeliCa部分の開発を開始したのは今年3月のこと。フェリカネットワークスや富士ソフトなどとの協力で、独自UIのColorOS上で確実に動作するかを確認。OPPOは自社で製造ラインを所有するのも特徴だが、最終的には日本のエンジニアが同社工場に常駐して開発を進めたという。
なお、FeliCaや防水機能については、全機種で搭載するというよりは、さらなるユーザーの声を集めたうえで、ニーズと発売時期が合った端末において対応したいとのことだ。
また、今後のOPPOの動きとしては、アフターサービスも強化する考え。現在も年中無休、フリーダイヤルのカスタマーサポートを展開しているが、次の製品発表に合わせて、サポート網について詳細を公表予定とした。
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