米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は24日、米ジャクソンホールで中央銀行関係者らが集まるシンポジウムで講演し「(金融緩和からの)緩やかな正常化は引き続き適切だ」と改めて表明した。トランプ米大統領が利上げへの批判を続ける渦中だが、独立性を堅持して利上げを続ける姿勢を示した。
パウエル氏は「所得と雇用の強い改善が続けば、追加の緩やかな利上げが適切だろう」と指摘。FRBは年内に2回の追加利上げを想定しており、今後3回の連邦公開市場委員会(FOMC)のうち、9月と12月に利上げするとみられる。
好調な米経済を背景に、これまでの想定通りにFRBは利上げを続ける構えだが、世界経済はリスクが顕在化しつつある。
これまではFRBなどの金融緩…
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