ヤマトホールディングス子会社による引っ越し料金の過大請求をめぐり、内部告発した子会社の元支店長が２３日、東京都内で記者会見し、「社長が知らないということはないはずだ。黙認していた」と訴えた。同席した弁護士も「トップが指示した証拠はないが、統括支店長レベルの幹部は不正行為を容認、あるいはあおっていた」と述べ、組織ぐるみの疑いが強いとの認識を示した。
元支店長は刑事告発を検討している。今後については、不正を裏付ける証拠を集めるとともに、ヤマトの社内調査結果などを踏まえて判断する考えを示した。（2018/08/23-18:12）
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