2017年10月30日月曜日

スバル、無資格検査で調査報告提出 来週半ば、25万台リコールへ

 SUBARU(スバル)は30日、完成検査に関わる社内調査報告書を国土交通省に提出したと発表した。調査では無資格者が検査に携わっていたことなどが判明している。点検のためのリコールについては来週半ばをめどに国交省に届け出る。対象台数は25万5千台の見通しだ。

 調査は日産自動車の無資格検査の問題を受けて実施した。群馬製作所(群馬県太田市)で30年以上にわたって、不正な検査体制で実施されていた。疑いがあることを社内で確認した10月3日に無資格者を検査工程から外し、工場は操業を続けている。

 スバルは27日に記者会見を開き、無資格者による検査があったことを公表、吉永泰之社長が「多大な迷惑と心配をおかけし、心からおわび申し上げます」と謝罪していた。

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