2017年10月27日付
●神鋼の不正、新たに4件、子会社でJIS取り消し(読売・1面)
●3%賃上げで法人減税、政府検討、個人消費底上げ狙い(読売・2面)
●独車部品メーカー攻勢、自動運転やEV追い風競争力アップ、日本勢は危機感(朝日・8面)
●日産の無資格検査、部品大手、補償請求を検討(朝日・11面)
●エンジンの改善優先、マツダ・小飼雅道社長(毎日・7面)
●変革の波、揺れる自動車業界「脱エンジン」期待と不安(産経・10面)
●上場160社上方修正、ソニー20年ぶり最高益、4~9月営業(日経・1面)
●スバルも無資格検査、群馬の工場、研修員が担当(日経・1面)
●スズキ、富裕層向け修理・点検網、インドで上級車テコ入れ、20年300拠点(日経・15面)
●欧州航空、相次ぐ破綻、アリタリア、支援企業探し難航(日経・15面)
ひとくちコメント
「世界を、ここから動かそう。」をメインテーマに、第45回東京モーターショー2017がいよいよ10月28日から一般公開されるが、華やかな「クルマの祭典」に影を落としかねない不正問題に関する新たな“ルール違反”のニュースが飛び込んできた。
業績が絶好調のSUBARU(スバル)でも、国内工場の完成検査で、社内で認定する資格を持たない従業員が携わっていたことがわかったという。きょうの日経が1面準トップで取り上げている。
記事によると、資格を得るための研修中の従業員に検査を担当させていたそうだ。日産自動車の無資格検査の問題を受けた社内調査で判明。10月中に国土交通省に報告するという。
無資格者による完成車の検査があったのは、群馬県太田市の群馬製作所で、日産と同様に有資格者の名簿にない研修中の従業員が検査をしていた。日経によると「研修前の社内試験に合格しており、一定の知識・技能があると判断したもようだ」とも伝えている。
きょう27日午前10時30分からは、東京モーターショーの開会式が行われる。主催する日本自動車工業会の西川広人会長(日産社長)の代行で、副会長の豊田章男・トヨタ自動車社長が、会長代行としてショーを取り仕切る。午後には祝賀レセプションが開かれる予定だが、「世界を動かす」つもりが、好事魔多しとでもいえるのか、日産に次いでスバルでもルール違反が発覚してお膝元が揺れ動いているようでは格好がつかない。
Read Again https://response.jp/article/2017/10/27/301665.html
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