2017年10月28日土曜日

吉永泰之社長「事実をきちんと説明したい」

 SUBARU(スバル)が群馬県内の工場で、社内で認定する資格を持たない従業員に新車の集荷前の完成車検査をさせていた問題が発覚した。30年以上前から続けられたという。日産自動車に続き、スバルでも検査ルールが守られていなかったことで、日本の自動車業界の品質監理体制のあり方に厳しい視線が注がれそうだ。

 スバルの吉永泰之社長は27日夕、東京都内の本社で記者会見を開き、社内調査結果の内容などを説明した。会見場には、多くの報道陣が詰めかけた。開始時刻の午後5時、会見場前方の扉が開き、吉永氏と大崎篤品質保証本部長の2人が姿を現した。

 「このたびは当社製の自動車の完成検査について多大なご迷惑とご心配をおかけしています。本当に申し訳ございませんでした。心からおわび申し上げます」

 会見の冒頭、吉永氏はこう述べ、大崎氏とともに頭を下げた。数秒間、カメラのストロボの光を浴びた後、2人は着席した。

 吉永氏は「事実をきちんとご説明したい」と述べ、A4版1枚の資料に沿って、問題の経緯や今後の対応について説明を始めた。

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