2017年10月28日土曜日

吉永泰之社長「安全と言っても、安全でないと言ってもおかしい」

 新車の無資格検査問題でSUBARU(スバル)の吉永泰之社長らに報道関係者やアナリストの質問は続く。質疑により、完成検査をめぐる国の制度の曖昧さと、スバルがそれに十分に対応できなかったことが浮き彫りにされていく。

 --100%の知識を身につけているのであれば代行押印ではなく、資格を与えればいいのではないか

 大崎篤・品質保証本部長「登用すればいいという話は社内でもある。推測になるが、国家資格に準じる資格に実務経験を積ませることが重要視されていた時期があって、100%習熟を確認して1人で作業できるようになってもそこではあえて、重きを置いたのではないか」

 --審査のプロセスについて、試験をやって資格を与えてから訓練やってもよかったのではないか。

 大崎氏「確かにきちんとした業務ができると認定した時点で正規検査員に登用すべきというのは、そういうやり方もあると思った。ここについては、しっかりと体系を整備していく中でどういう形がいいのか見直していきたい」

 --責任の所在はどこにあるのか

 吉永氏「会社の中で起きたことは最終的には社長の責任だ。ただ、逃げるわけではないが、本件の内容からいうと、群馬製作所での完成検査のプロセス管理の問題だと思っている。そこを直さないといけない。古いやり方を守り続けてしまった」

 --不適切な完成検査がされた車は安全であると思うか。

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