スバルが国内の工場で、自社が認定していない従業員に、出荷前の完成車の検査をさせていたことがわかった。日産自動車が無資格者に車の検査をさせていた問題を受けて実施した社内調査で判明。不正が相次いで発覚し、日本の車メーカーの管理体制への信頼が揺らぐ事態だ。
スバルは近く国土交通省に報告し、リコール(回収・無償修理)を届け出るかどうか検討する。日産は、無資格者が検査に携わった車のうち、購入後、一度も車検を受けていない車約120万台についてリコール(回収・無償修理)を届け出ている。
無資格者が検査に関わっていたのは、群馬県太田市の群馬製作所。小型車の「インプレッサ」や、スポーツ用多目的車(SUV)の「XV」などを生産する主力工場だ。
スバルでは、社内の規定で、知識や実務訓練を踏まえ、筆記試験を受けさせたうえで、完成検査にあたる従業員に資格を与えている。自動車整備士の資格を持っているかどうかなどを考慮し、認定までに2~6カ月の期間をかけている。
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