2017年10月30日月曜日

日米路線でジャンボ機引退 最後のデルタ機、成田を出発

 米大手のデルタ航空が、日米を結ぶ路線でジャンボ機(ボーイング747)を引退させることになり、最終便となるデトロイト行きが30日、成田空港を出発し、関係者らが手を振って見送った。日米路線の旅客便で、ジャンボ機の定期運航が完全に終わる。

 デルタ全体でもジャンボ機は年内に引退する予定。今後、成田-デトロイト線はエアバスA350が就航する。

 成田空港では式典が開かれ、最終便に乗務する、米国籍のテリー・プレスリー副操縦士は「約30年前、成田発シカゴ行きのジャンボ機で、妻となる客室乗務員の女性と出会い、後に機内で婚約した。妻と最後のフライトに乗ることでき、うれしい」とあいさつ。共に乗務する妻リンダさんと抱き合い、乗客から拍手が起きた。

 近年の旅客機はエンジン2基の双発が主力で、4基のジャンボ機は燃費性能で劣り、姿を消しつつある。日航と全日空では既に全機が引退した。

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