2017年10月28日土曜日

吉永泰之社長「会社の成長に全体の力が追いついていなかった」

 日産自動車に続き、新車の無資格検査が発覚したSUBARU(スバル)。吉永泰之社長は冒頭、問題の概要の説明を終えると、「すべてのご質問にお答えしたい」と表明、一問一答が始まった。一斉に手を挙げた報道陣の中から、最初に指名されたのは民放の女性キャスターだ。

 --一番の問題は。今後どこを変えていく必要があるのか

 吉永氏「ハードルを高くし過ぎた面があるが、そうはいっても完成検査員ではない人がやっていたんでしょと言われればその通りだ。30年以上、『これがまずい』という認識がないままやってきた。根っこから見直し、今の時代に一番ふさわしい方法を考えたい」

 --リコールを予定されているものはOEM(相手先ブランドによる生産)供給を含めて何車種・何台になるか。30年間もなぜ気づかなかったのか

 大崎篤・品質保証本部長「私どもは群馬県内に3つの生産ラインを持っている。そこで生産されるすべて、すべての車種が対象になる。25・5万台程度になる。OEMで供給しているトヨタの『ハチロク』も含まれる」

 吉永氏「私どもの感度が鈍いのかもしれないが、悪意はなくやり続けてきた。規定類がないところを運用で何十年もやっていたので国交省の監査でも指摘されなかった」

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