神戸製鋼所は30日、平成30年3月期の連結最終損益の予想を「未定」にすると発表した。あわせて、29年4~9月期の配当(中間配当)も取りやめることも決めた。アルミ・銅製品の性能改竄問題が発覚し、今後の製品販売の減少や、損害賠償の発生が予測され、今後の業績に大きな影響を与えることに対応するための措置だ。
30年3月期の予想では売上高が前期比10・9%増の1兆8800億円、本業のもうけを示す営業利益は7・7倍の750億円としたが、改竄問題での業績悪化の状況を現時点で見通すことができないため、これまで350億円の黒字(前期は230億円の赤字)としていた最終損益の予想を未定に変更した。
また、今期に3年ぶりの最終黒字化を見込む中、7月末に、2年ぶりに1株あたり10円の中間配当を実施すると発表していたが、改竄問題で3カ月でこの方針を撤回する。
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