英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は3日、英国が日本など11カ国による環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を非公式に検討し始めたと報じた。英国は欧州連合(EU)からの離脱を2019年3月に控えており、貿易への影響を和らげる狙いがある。英国のハンズ貿易政策担当閣外相らへの取材をもとに伝えた。
英政府内にはオーストラリアやニュージーランドなどと数カ月以内に会談する案が浮上している。太平洋から距離的には遠く離れているが、ハンズ氏は「多国間協定に地理的な制約はない」と指摘した。
英国はEUや米国が主要な貿易相手で、TPP11参加国向けはモノの輸出で8%以下にとどまるという。
英国のフォックス国際貿易相は3日、ロイター通信の取材に応じ、TPP11への参加を巡り「TPPがどのようになるかまだ分からない。少し尚早だ」と述べた。
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