平成30年最初の取引となる大発会を迎えた4日の東京株式市場で、日経平均株価は3営業日ぶりに急反発し、終値は前年末比741円39銭高の2万3506円33銭と、4年1月7日以来約26年ぶりの高値水準をつけた。大発会の終値ベースでの上げ幅としては、8年(749円85銭)以来の大きさ。世界景気や企業業績の拡大期待を背景に、投資家心理が強気に傾いた。
大発会としては2年連続で上昇した。また、1営業日での上げ幅としては、米大統領選直後の28年11月10日以来の大きさだった。
東京市場の休場中に発表された米国の昨年12月の製造業景況指数などが良好で、3日の米国株はダウ工業株30種平均など主要3指数が最高値を更新した。
4日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、幅広い銘柄が上昇。平均株価は前年末比308円高で始まり、その後も高値圏で推移し、アジア市場の株価堅調も追い風となり取引終了前に上げ幅が700円を超えた。
東京証券取引所で開かれた大発会の式典で、日本取引所グループの清田瞭(あきら)最高経営責任者は「企業の収益力を決定づける環境が大きく変わらない限り、日本のマーケットの見通しは明るいものになる」と話した。
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