JR東海は21日、和歌山県新宮市の紀勢線新宮駅構内に止まっていた列車の台車部品の一部に約10センチのひびが入っているのが見つかったと発表した。同社は、この車両で運行予定だった紀伊勝浦発名古屋行きの特急ワイドビュー南紀4号を運休、約40人に影響が出た。
JR東海によると、ひびがあったのは、車輪を安定して回転させるため、車軸の両端を囲い込むように設置されている「軸箱体」と呼ばれる部品。同日午前7時35分ごろ、出発前の点検で運転士が、進行方向に対し垂直に入っていたひびを見つけた。
JR東海は、国土交通省中部運輸局に報告し、詳しい原因を調べている。
この車両は20日夜から新宮駅に停車。21日は午前8時20分すぎに回送列車として紀伊勝浦へ出発する予定で、乗客はいなかった。
〔共同〕
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