2018年8月1日水曜日

「キリンラーメン」新商品名は「キリマル」

 愛知県三河地方のご当地即席麺「キリンラーメン」の名称変更で、製造・販売元の小笠原製粉(同県碧南市)は1日、新商品名が「キリマル」に決まったと発表した。公募で集まった1万753件の新名称案から3候補に絞り、7月17日から「総選挙」と題してインターネットやイベントで、消費者らの投票を募っていた。

 3候補への投票結果は、「キリマル」7091票、「オガサワラ」2793票、「ヘキナン」2086票。キリンラーメンの名残をとどめるキリマルに人気が集中した。

 キリンラーメンは1965年発売で、現在は47都道府県で販売されている。「キリンの首のように末永く愛される商品に」との願いを込めた商品名だったが、飲料大手キリンと商標権を巡って争いになっていた。

 キリマルの販売開始は10月ごろの予定。味などは従来品をそのまま受け継ぐが、パッケージのキリンの絵を残すかは未定という。小笠原充勇専務は「お客さんと一緒に決められてうれしい。キリマルをこの先の50年も愛される楽しい商品にしていきたい」と語った。【斎川瞳】

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