外食大手のすかいらーくホールディングス(HD)は16日、使い捨てのプラスチック製ストローを、ファミリーレストランなど系列の全店舗で2020年までに廃止する方針を明らかにした。まず、国内の店舗数が最も多いファミレス「ガスト」で、年内にドリンクバーコーナーへの設置を中止。「バーミヤン」や「ジョナサン」など他の系列店でも順次使用を取りやめる。
国内の外食大手でプラ製ストローの全廃を打ち出すのは、すかいらーくHDが初めて。深刻な環境破壊につながるとして使用中止を相次ぎ表明している米国企業などの動きが、日本にも波及した格好だ。
国内に1368店を展開するガストでは、年間約6000万本のストローを使用。代替品は見つかっていないという。来年以降も子どもや障害者などストローが必要な顧客には個別に提供する。(2018/08/16-21:47)
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