台湾で特急列車が脱線し、18人が死亡した事故で、日本車両製造(名古屋市)は1日、速度を自動的に制御する装置(ATP)が作動していないことを指令部門に通報する仕組みにミスがあったと発表した。「ATP自体の機能に問題はなく安全性を損なうものではないが、原因究明を徹底し、再発防止に努めたい」と説明している。
台湾当局の調べでは、運転士がATPを作動させずに運転を続けた結果、現場のカーブの手前で制限速度を上回る時速約140キロ・メートルに達し脱線したとされる。
日本車両によると、ATPが切断されると指令部門に自動通報する装置を、誤ってATPと接続しないまま、製造、納入したという。自動通報の仕組みは、台湾鉄路管理局から導入を求められていた。日本車両は「設計担当者の確認不足で内部チェック機能が不十分だった」としている。
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