最近はコーヒーチェーンというと「スタバ」だったり「タリーズ」だったり色々と選択肢があるが、やはり昔からある「ドトール」が落ち着くという人も多いのではないだろうか。ドトールは全国に約1300店舗あり、スタバの約1400店舗に次ぐシェアを誇る。
ドトールのブレンドコーヒーは1杯税込220円と、スタバの302円よりも安い。また、サンドイッチやスイーツといった豊富なサイドメニューも魅力だ。そんなドトールを推す人物は11月18日、5ちゃんねるに「ドトールコーヒーの『こういうのでいいんだよ感』は異常」というスレッドを立て、
「ちょうどいい空間だよな」
と、コメントを残した。
「さりげなく小粋」飾り気がない自然な雰囲気だから過ごしやすい
スレ主は、「スタバは落ち着かないよな」「ベローチェの赤を基調とした空間も落ち着かないよな わざとやって回転率上げてるのかな」など、ライバルチェーンに対する不満を綴り、ドトールが落ち着くことを強調した。
スタバは、自宅でも職場でもない「サードプレイス」(第三の場)をイメージし、座り心地の良いソファや椅子を用意しているが、洗練された内装が逆におしゃれ過ぎて落ち着かない、という人もいるだろう。
また、スレ主は同じドトール系列でも「ハイグレードなイタリアンバル」をコンセプトにした「エクセルシオール」は苦手なようで、
「エクセルシオールはワイには少し小綺麗だわ ドトールの飾り気のない感じがええんや」
と投稿している。
5ちゃんねるのスレッド内でも、「あのくらいの感じが丁度いいよな」「わかる。ドトール安心する。初めて行く場所にドトールがあるとほっとするわ」など、ドトール好きな人がコメントを寄せている。
安めの価格設定のほか、「さりげなく小粋」というコンセプトの通りカジュアルな雰囲気なことから、「ちょっと時間が空いてカフェで休もう」という時に気軽に入りやすいのだろう。
顧客満足度は3年連続でトップ 「コスパが高い」などと高評価
スレ主同様にドトール支持者が多いことを示す調査結果がある。日本生産性本部が2017年に発表した「日本版顧客満足度指数」によると、カフェ部門でドトールコーヒーが「顧客満足」でトップに立っている。しかも、3年連続なのだ。
また、継続して利用したいかの意向を示す「ロイヤルティ」、コスパがいいと感じるレベルを示す「知覚価値」でもドトールは2位にランクインしている。
満足度が高くコスパの良さを感じているだけに、リピーターも多い。「ドトールがあると安心する」という気持ちを抱くお客さんが出てくるのには、こうした理由があるのだ。
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