日産自動車で無資格の従業員が新車製造の最終検査に関わっていた問題で、検査の記録書類に、実際には検査をしていない有資格者の判子が押されていたことが4日、関係者への取材で分かった。日産工場では書類偽装が常態化、国土交通省は規定違反の組織性を調査している。
偽装があったのは、新車の出荷前にブレーキ性能や排ガス量などが基準を満たしているかを確認する「完成検査」。本来は約5つの工程ごとに資格を持った検査員が確認後、記録書類の完成検査票に押印して次の工程に進める。日産工場では、資格を持たない補助検査員だけで工程を担当させるなどした上、有資格者が実施したように押印していた。
国交省は3日、栃木と京都の工場にも立ち入り検査。国内6カ所の全完成車工場での現地調査を実施したことになる。
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