2018年1月23日火曜日

白石達社長「引責」を否定、「体制一新」を強調

 リニア中央新幹線建設工事をめぐる談合疑惑に揺れる大手ゼネコンの大林組が23日、経営トップの交代を発表。白石達社長(70)と、3月1日付で次期社長に就く蓮輪賢治専務執行役員(64)が出席し、同日午後4時から品川インターシティー(東京都港区)の本社3階で記者会見を始めた。

 昨年末に発覚した談合疑惑をめぐっては、大林組が公取委に違反を申告、清水建設も談合を認めるとみられる一方で、鹿島建設と大成建設は談合を否定し、自主申告を見送ったもよう。4社の間で判断が分かれている状況について、白石社長がどう説明するかも注目される。

 会場には100人を超える報道陣が詰めかけ、午後4時きっかりに白石社長と蓮輪次期社長が入室。社長交代の理由について白石氏は、「(東京地検や公正取引委員会の捜査・調査を受けている)事態を踏まえ、当局の判断はこれからだが、社長を含む執行体制を一新し、真相究明やコンプライアンス体制の整備を行うとともに、将来に向けた経営のかじ取りを早期にスタートすることが必要と判断した」と説明。

続きを読む

Let's block ads! (Why?)

Read Again http://www.sankei.com/economy/news/180123/ecn1801230030-n1.html

0 件のコメント:

コメントを投稿