2018年1月20日土曜日

市からのバス提供辞退 JR「誤りだった」

 新潟県三条市のJR信越線で普通電車が約430人を乗せたまま一晩にわたって約15時間半、大雪のため立ち往生したトラブルをめぐり、新潟市中央区のJR東日本新潟支社で19日、記者会見した今井政人支社長は、乗客や家族らに改めて謝罪した。その上で、三条市から申し入れがあったマイクロバスの提供を断ったことについて「全員救済にこだわり過ぎ、結果的に誤りだった」と述べ、関係機関の応援を受け入れなかったのは判断ミスだったとした。

 (市川雄二、太田泰)

 電車は11日午後6時55分ごろ、三条市の東光寺-帯織間で進めなくなった。今井支社長は「災害並みの応援を頼む必要があった」と災害と捉えて判断、行動すべきだったと振り返り、午後9時台には詳しい情報を県に提供する必要があったと反省の弁を述べた。乗客への補償は「今のところは検討していない」とした。

 再発防止策のうち、増設する線路の監視カメラ5台は同線の見附-羽生田間に今月中に整備する。同支社管内の監視カメラは既に上越線などに27台設置されており、計32台となる。

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