【フランクフルト=深尾幸生】独ダイムラーの「メルセデス・ベンツ」が高級車ブランドの世界販売で2年連続の首位を確実にした。ダイムラーが9日に発表した2017年の世界販売台数は16年比9.9%増の228万9344台だった。15年まで11年間首位だった独BMWの「BMW」ブランドは17年の販売台数をまだ公表していないが、11月までの累計で189万台だった。
メルセデスは7年連続で過去最高を更新した。ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長は声明で「メルセデス・ベンツは17年も世界で最も売れる高級車ブランドになった」と勝利宣言した。
貢献したのは16年に全面改良した「Eクラス」と、多目的スポーツ車(SUV)だ。Eクラスは通年にわたって新車効果が出て、販売台数が40%増えた。「GLA」や「GLC」などのSUVは14%増え、全体の3分の1を占めた。
地域別では欧州、アジア大洋州、北米の主要3地域でそれぞれ過去最高の販売台数を記録。なかでも中国では25%増の58万台を販売した。
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