2018年1月8日月曜日

iPhone合体版360度カメラの強化版、Insta360 Nano S発売。360度動画チャットやマルチビュー撮影対応

フリーキャプチャーは、2017年8月に発表された「Insta360 ONE」で搭載された、手軽かつ強力な編集機能。動画の撮影"後"にiPhoneを構えることで、まるで動画の中に入り込んで意図どおりのカメラワークで再撮影するかのような手順で、通常画角の動画を抜き出せます。


▲360度動画をフリーキャプチャーで編集した動画

360度チャットは、Insta360 Nano Sのアプリでリンクを作成し、メッセージなどで送信。チャット相手がリンクを開くことで行なえます。チャット相手はInsta360 Nano Sを持っているかどうかに関わらず、リアルタイムで相手のいる空間を見回すことが可能です。

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マルチビュー機能は、5つのテンプレートが用意されており、360度動画から切り出されたキャプチャーフレームを最大3つ配置できます。例えば、1つのフレームをいわゆる「リトルプラネット」状態で表示して、残りのフレームに見てもらいたいものをズームで表示するといった調整も可能。

マルチビュー機能は、ライブストリーミング時に使えるほか、360度で撮った写真や動画をあとからマルチビューに変更することもできます。


この動画は、360度全方位体験型のエンターテインメント「フエルサブルータ」を360度動画で撮影して、マルチビュー機能で編集したものです。

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▲360度の静止画をマルチビューにしたもの

主な仕様は上記の表の通り。360度動画は4K撮影(フレームレート30fps)が、静止画としては700万画素相当の解像度での撮影が可能です。対応するiPhoneは6/Plus以降の世代。もちろん、iPhone Xにも正式対応します。

なお、バレットタイム機能が使えるInsta360 ONEとInsta360 Nano Sのポジショニングの違いですが、ONEはアクションカム的なアウトドア用途にも使えるモデル。Nano Sは日常使いに最適な360度カメラという位置づけで、ONEより安くコストパフォーマンスもいいとのことです。

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