東京消防庁によると、関東地方を襲った大雪で東京都内では22日午後5時までに男女計16人が雪道で滑って転ぶなどして病院に搬送された。16人はいずれも軽傷で、70代以上が8人を占めたという。
首都圏の交通網は大きく乱れた。JR東日本によると、22日午後6時時点で、山手線や京浜東北線、埼京線、中央線など39路線で通常より本数を減らすなど運行に影響が出た。青梅線は22日午後6時半以降、青梅―奥多摩駅間の運転を見合わせたほか、日光線も同5時以降、鹿沼―日光駅間を運休。烏山線は同6時以降、全線で運転を見合わせた。
特急「あずさ」など首都圏発着の在来線特急も多数運休となったほか、私鉄や地下鉄などとの相互乗り入れの中止も相次いだ。
ゆりかもめは同日午後5時20分以降、全線で運転を見合わせ、船の科学館―台場駅間で乗客を乗せた車両が約30分間立ち往生した。小田急電鉄はロマンスカーを終日運休。帰宅する通勤客らが集中し駅構内が混雑したことから東急渋谷駅やJR蒲田駅などで一時、入場を規制した。
各高速道路会社によると、首都高速道は22日午後、一部区間で不通が生じたほか、東名道も同日夕、東京インターチェンジ(IC)―沼津IC間の上下線を通行止め。各社は首都圏の多くの高速道路で同日夜以降、通行止めが生じる可能性があるとして注意を呼びかけた。
空の便も羽田空港の発着便で欠航が広がった。22日午後4時半時点で、日本航空が122便を欠航し、約1万5110人に影響。全日空も同6時10分時点で66便の欠航で約7千人が影響を受けた。
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