石川県小松市のJR北陸線粟津駅付近の線路で25日夕、幼い兄弟が死傷した事故で、県警小松署は26日午前、実況見分を行った。兄弟発見の約40分前に通過した特急の車両には血痕のようなものが付着しており、接触したとみて調べている。
同署によると、同市松生町、「粟津こども園」園児、山本悠太ちゃん(5)の死因は脳挫傷。兄で市立符津小2年の晃さん(7)は、頭蓋骨(ずがいこつ)骨折などで意識不明の重体のままとなっている。
25日午後6時5分ごろ粟津駅を通過した大阪発金沢行き特急「サンダーバード29号」の先頭や最後尾の車両のドライブレコーダーには、接触の前と後とみられる兄弟の様子が記録され、前方車両の側面には血痕のようなものも確認された。
現場付近に住む男性(79)によると、同日午後5時ごろ、子供2人が粟津駅のホーム下で遊んでいるのを見たという。「電車の往来が少ないので注意しなかった」と悔やんだ。小松署もこの情報を把握しており、晃さんと悠太ちゃんの足取りについて確認を進めている。【岩壁峻】
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