給食、カラオケ大手のシダックスが、利用者の減少などで採算が悪化しているカラオケ事業の運営から事実上撤退することが31日、分かった。不採算店の閉鎖を進めたが、経営を立て直すことはできなかった。今後は給食事業などが中心となる。店の食事やおしぼりなど消耗品の提供や配送には引き続き関わる。
カラオケの運営子会社であるシダックス・コミュニティーの株式81%を6月7日付で「カラオケ館」などを運営するB&V(東京)に売却する。店舗の運営はB&Vが主導する。
シダックスは「会員サービスや業務管理システムの提供も継続する。自助努力では成し得なかった抜本的改善を目指す」と説明した。
シダックスは平成5年にカラオケ事業に参入し、一時は店舗数を約300店まで拡大。しかし、郊外型の店舗を中心に競合店との競争が激化。利用者が減少し不採算店が増えていた。
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