H.I.S.Mobileは5月23日、日本からの海外渡航者向けに、格安SIMカード「変なSIM」を7月1日に発売すると発表した。75の国と地域で、一部を除き4G・LTE回線を利用できる。SIMカード本体は990円(税別、10月以降は1980円)で、通信料は500円(1日当たり200MBまで、不課税)。
SIMロック解除済みか、SIMフリーの端末を用意し、変なSIMカードを挿入して使う。出国前に専用アプリで渡航先の通信プランを購入。現地でアプリを操作すると、通信設定(APN設定)の書き換えが自動で行われ、通信が可能になる。ユーザーの負担になる、端末設定の手間を軽減した。
1日の通信量が200MBを超えると、通信速度が低速(128kbps)に切り替わる。無料のテザリング機能も提供する。
H.I.S.Mobileは、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)と日本通信が2月に設立した。旅行先で、カメラや地図、翻訳などスマートフォンの機能を活用する場面が増える中、H.I.S.の販売網と日本通信のモバイル事業のノウハウを組み合わせ、ユーザー獲得につなげる。
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