[東京 22日 ロイター] - 日産自動車(7201.T)は22日午後、臨時取締役会を開催し、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで東京地検特捜部に逮捕された同社会長のカルロス・ゴーン容疑者の会長職と代表取締役の解職を決める。
22日付日本経済新聞朝刊によると、会長職は暫定的に西川廣人社長兼最高経営責任者(CEO)が兼務する方向で調整していると伝えている。
22日の臨時取締役会では、同社代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の代表取締役の解職も決める。
ゴーン容疑者は2011年から15年までの5年間に、99億9800万円の報酬を受け取っていたにもかかわらず、有価証券報告書には49億8700万円の報酬があったと虚偽の数字を記載。合計で約50億円の報酬を過少に記載した容疑で取り調べを受けている。
田巻一彦
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
Read Again https://jp.reuters.com/article/nissan-board-directors-idJPKCN1NR01Y
0 件のコメント:
コメントを投稿