[5日 ロイター] -
<為替> ドルが安全通貨とされる円に対し大きく下落した。週末に核実験を実施し
た北朝鮮を巡る懸念のほか、米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が低インフ
レに言及し、FRBは物価が上向いていると確信を持てるまで利上げに慎重になる必要が
あるとの考えを示したことが背景。
ドル/円は終盤の取引までに1%安の108.65円まで下落し、8月29日
以来の安値をつけた。
クレディ・アグリコルの外為ストラテジスト、ワシーリー・セレブリアコフ氏は「リ
スク回避の傾向が強くなっており、その大部分は北朝鮮問題に起因する」と分析した。
FXアナリティクスのパートナー、デビッド・ギルモア氏は、ブレイナード理事の発
言はハト派的だったと指摘。「12月の会合で利上げに投票する意向を持っている人の発
言には聞こえなかった」と述べた。
NY外為市場:
<債券> 国債価格が上昇。北朝鮮が再度核実験を実施するとの不安や、米南部に接
近している新たな大型ハリケーン「イルマ」を巡る懸念から債券への逃避買いが膨らみ、
指標10年債利回りは約10カ月ぶり低水準をつけた。
ブレイナードFRB理事が、米インフレ率は目標を「大幅に」下回っており、FRB
は物価が上向いていると確信を持てるまで利上げに慎重になる必要があるとの考えを示し
たとを受け、2年債利回りは1.290%と、約3週間ぶりの水準となった。
ただ、トレーダーやアナリストによると、週内に実施される社債発行に絡むヘッジの
動きが国債利回りの低下を一部相殺した。
米金融・債券市場:
<株式>
米国株式市場:
<金先物> 北朝鮮情勢の緊迫化などを背景に買いが入り、3営業日続伸した。
米国と北朝鮮による威嚇の応酬が続く一方、北朝鮮が9日の建国記念日を控えて新た
な挑発行動に出るのではないかとの警戒感が広がったため、安産資産とされる金が買われ
た。
また、外国為替市場では未明からドル売り・ユーロ買いが先行。ドル建てで取引され
る金塊などの商品に割安感が生じたことも支援材料となった。
NY貴金属:
<米原油先物> ハリケーン上陸の影響で閉鎖されていた米テキサス州の一部製油所
の操業再開を受けて買い進まれ、大幅続伸した。
過剰な原油在庫の積み上がりに対する警戒感が後退したことから、原油に旺盛な買い
が入った。また、石油輸出国機構(OPEC)が現行の減産措置を2018年4月以降も
延長するのではないかとの観測が出ていることも支援材料となったもよう。外国為替市場
でユーロ買い・ドル売りが進み、ドル建てで取引される原油などの商品に割安感が生じた
ことも原油相場には追い風となった。
NYMEXエネルギー:
ドル/円 NY終値 108.80/108.83
始値 109.28
高値 109.42
安値 108.63
ユーロ/ドル NY終値 1.1912/1.1916
始値 1.1895
高値 1.1939
安値 1.1878
米東部時間
30年債(指標銘柄) 17時05分 101*13.00 2.6813%
前営業日終値 99*20.50 2.7680%
10年債(指標銘柄) 17時05分 101*21.50 2.0630%
前営業日終値 100*26.50 2.1570%
5年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.00 1.6446%
前営業日終値 99*15.50 1.7330%
2年債(指標銘柄) 17時05分 99*29.25 1.2940%
前営業日終値 99*26.00 1.3460%
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 21753.31 -234.25 -1.07
前営業日終値 21987.56
ナスダック総合 6375.57 -59.76 -0.93
前営業日終値 6435.33
S&P総合500種 2457.85 -18.70 -0.76
前営業日終値 2476.55
COMEX金 12月限 1344.5 +14.1
前営業日終値 1330.4
COMEX銀 12月限 1794.1 +12.5
前営業日終値 1781.6
北海ブレント 11月限 53.38 +1.04
前営業日終値 52.34
米WTI先物 10月限 48.66 +1.37
前営業日終値 47.29
CRB商品指数 182.3418 +1.3957
前営業日終値 180.9461
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