2017年9月5日火曜日

手順踏まない作業ミス=大規模停電の原因-JR東

 首都圏を走るJR東日本の7路線が停電で運転を見合わせたトラブルで、同社は5日、基幹変電所で機器を点検した際に定められた手順を踏まないミスがあったと明らかにした。作業は同社社員ではなく、下請けと孫請けの計9人が担当。手順書通りであれば起きない事態だといい、同社は作業員の間で指示ミスや勘違いがあったとみて、詳しく調べている。
 冨田哲郎社長は同日開かれた定例会見で「深くおわびする。原因を究明し、再発防止に万全を尽くす」と謝罪。バックアップの在り方を含めて検証する考えを示した。
 JR東によると、トラブルは同社の基幹変電所の一つ「蕨交流変電所」(埼玉県蕨市)で起きた。電気を遮断する機器を点検する際、本来であれば2本の電源のうち1本を停電した上で、2本を切り離さなければならないところ、いずれも行わずに作業を開始。異常が感知され、2本とも電気供給が止まった。
 この結果、蕨交流変電所から電気供給を受けていた山手線や京浜東北線など7路線が運行を停止。東京や浦和など14の駅でも一時停電した。(2017/09/05-19:36) 関連ニュース

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