ホンダがN-BOXの室内長を「軽乗用車最大級」と表現するように、全高が高い軽トールワゴンの競合車を上回っている。スズキ「スペーシア」の室内長2215mm、ダイハツ「タント」は同2200mm。新型N-BOXはこれら車種よりも室内長が25~40mm大きい。
ホンダがN-BOXの室内長を拡大できたのには、樹脂製のセンタータンクを薄型化したことや、エアコンの搭載位置を変更したことなどが貢献している。センタータンクは平均肉厚を先代モデルの5.2mmから4.8mmへと、4mm薄くした。これによりタンクの体積を小さくできた他、助手席側にあたるタンクの左側を70mm薄くすることに成功した。
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