2017年10月2日月曜日

来春入社の学生、一足早く内定式

 国内主要企業が1日、2018年春入社予定の大学生・大学院生を集めて内定式を開いた。今年は経団連の指針による内定の解禁日が週末にあたり、多くの企業は2日に開く予定だ。一足早く1日に実施した企業では、就活を乗り越えた学生にエールを送った。

 全日本空輸は1日、都内で18年春以降に入社する学生の内定式を開いた。内定者約750人が出席。妹川秀樹副社長は「宇宙事業など新しいジャンルに挑戦し、未来に向かって貢献してほしい」とエールを送った。

 東芝も1日午後、川崎市内で内定式を開いた。同社は前月28日に半導体メモリー事業の売却契約を「日米韓連合」と結び、債務超過の解消に一歩踏み出したばかり。集まった学生たちに経営状況の改善を訴えたもようだ。同社は17年4月入社の大学新卒採用をやめており、18年4月入社から再開した。

 家電量販のノジマは1日午前、横浜市内で内定式を開いた。野島広司社長は「出る杭(くい)になって成長してほしい」と述べた。

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