2017年10月25日水曜日

安達健祐社長「トップとして強い責任がある。適切な時期に退く」

 商工中金は25日、国の制度融資で書類を改竄(かいざん)して不正融資した問題について、ほぼ全店の444人が4609件、融資額計2646億円の不正に関与していたと発表した。同日記者会見した安達健祐社長は、「トップとして強い責任がある。適切な時期にトップの座を退くこととする」と辞意を表明した。

 処分については、安達社長が任期中の無報酬と、稲垣光隆、菊地慶幸両副社長は月額報酬の5割カットを半年とするなどしたほか、前社長、元副社長などにも自主返納を要請する。

 今回の不正融資の原因については、危機対応業務における内部統制の未整備と過度な業績プレッシャー▽危機対応業務の「武器」としての利用▽不正行為を引き起こした本部経営陣の姿勢とコンプライアンス意識の低下▽ガバナンス態勢の欠如-の4点を挙げた。

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